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T様が初めてアネストワンのリノベーション相談会に
お越しになったのが4月のこと。
T様は古いものに興味があり、中古の戸建を購入したいという
ご依頼でスタートしました。
ある日、T様はチラシで不動産屋さんの中村区の中古住宅の情報
を発見したのです。 |
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GW直前、T様自身が探されたその物件を一緒に見て欲しいということで、
現地を一緒に見させて頂くことになりました。
その物件は昭和55年に建てられた住宅地にある木造2階建て。
郡上の大工さんが建てられたそうで、非常に造りもしっかりしておりました。
採光、風の通り、周囲の環境もとてもいい。
大変丁寧に暮らされていたようで、特に前庭の手入れも行き届いていて
私たちも一目で気に入ってしまいました。 |
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T様が中古戸建を買う上で心配だったのは、耐震のこと。
こちらは、屋根裏や柱の状態を現調し、耐震の金物を入れて
予算内で現在の基準に合う補強をしていく方向になりました。
次に心配だったのは、思い通りのプランが可能かどうかということです。
事前にT様からのご要望として和室を小さくしてリビングを広げたい。
キッチンの位置変更や、お風呂の入替、屋根裏部屋の造作や、
既存の古い部分の活かし方などご要望を伺いながら現地で
予算も含めイメージを作っていきました。 |
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気に入った点の多いこの物件も、価格的な部分と広さ的にもう一部屋欲しいという思いがあり、
購入を迷われていたようでしたが、私たちがこの物件が良いという気持ちが伝わったのか、
その後、不動産会社の方と価格の交渉をし、契約するご決断をされました。 |
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この物件を担当させて頂いたのは草野。
打ち合わせの際、T様はどうしたら自分たちの要望をうまく伝えられるだろうと
考えた結果、一冊の本を取り出しながら、私たちに伝えてくださった言葉は
「サツキとメイの家」のようにしたいんです・・・と。
何を隠そう草野も大のジブリフリークとあって意気投合。
そして、毎週末打ち合わせを重ね、アンティークショップ「ミキシングボウル」
さんへ見に行ったり、ご主人ごだわりのお風呂をじっくり検討したり、
楽しい時間を過ごさせて頂きました。 |
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既存の木部や雪見障子、洗面の床タイルなど、古くても味のあるものは
そのまま生かすことに。また、カタログにも載っていないレトロなタイルを
探したり、古材を使ったオーダーキッチン、古材のバック収納など、
こだわりながら制作しました。
漆喰を施したり、モザイクタイルのオリジナル洗面台、T様支給のかわいらしいステンドグラスを使用した建具や照明・スイッチなどなど・・・。
まさに「サツキとメイの家」を彷彿とさせる、古くも新しく、またどこか懐かしい
空間に仕上がりました。
もちろん構造面の耐震補強や断熱工事もさせて頂きました。 |
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10月に無事完成し、お引渡しを。
カリモクのソファ、お気に入りの照明、大好きな本、飴色のガラスコップ、アンティークの器など、
T様らしい丁寧な暮らしが始まりました。2人でキッチンに並ばれることもあるとか。これからも少しずつ手を加えながら、
この古き良き家を住み繋いでいかれることでしょう。 |
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