施主様にきく 家づくりストーリー 暮らしを、つなぐ。
M様ご家族の紹介
お米屋さんを営まれているご両親と、お店を継いだ息子さん家族の五人でお住まいのM様。
とても気さくにお話ししてくださるご夫婦と、元気いっぱいだけど、少しシャイな男の子がいます。
ご両親はお休みになると夫婦でグランドゴルフをしにいかれるそう。
M様のお姉さんも近くに住まわれているので、イベントごとにみんなで集まって過ごされる、とても仲の良いご家族です。
リノベーションのきっかけを教えてください
両親が始めた店舗は借地だった為、いずれは移転が必要だろうと考えていました。
『店舗とマイホーム』と考えると、僕はリノベーションもいいのかなと、でも妻は新築がいいなと思っていたようです。
たまたま近所の中古物件の広告を見つけて、妻には内緒で見に行ってみました。
店舗兼住宅にできそうな物件。
売主さんとうちの両親が知り合いで「両親が住んでいた思い出の場所を壊さず、知っている方に住んでもらえるのは嬉しい。」と言ってくださったのが嬉しくて。
ある日の夜遅く、疲れているはずの夫が「凄くオシャレな事例がたくさんあるサイトを見つけたから、見て。」と、とてもキラキラした目で私に勧めてきたのがアネストワンのサイトでした。
どの事例も素敵で、自分たちのイメージにぴったりだと思いました。
実は他社も少し見ていて、決めようと思っていた会社もありました。
話を聞いてみようとアネストワンの事務所に行き、打合せ室を見て、私たちもこんな家に住むことができるんだと具体的に体感できたことはとてもよかったと思います。
設計のこだわりは何ですか?
店舗もあって二世帯なので、予算も限られていたのですが、リビングだけは無垢の床、漆喰の壁を取り入れたいと思っていました。
私たちの住む3階は元々配管がなく、自由度があったので、妻の希望の対面キッチンに。
両親の住む2階は既設の配管を活かしてもらいました。
以前に住んでいた所に比べると狭いのですが、暮らし方を伝えてから間取りを提案してもらったので、広ければよいわけでもないんだと気が付きました。
今まで道路の反対側に住んでいた両親と、上下階になったことで、行き来が更にしやすくなり、距離が更に近づいきました。
打合せでテンションが上がったのは、店舗の間取りを初めて見た時です。
設計の方から「お米を置く場所がカーブになっているのは、頭を垂れる稲穂をイメージしたんです。」と聞いて、妻と三人で盛り上がったのを覚えています。
実は店舗が狭くなってしまうのを避けた、苦肉の案だったようなんですが、結果とても嬉しいサプライズになりました。
オープンしてみていかがですか?
お店もオシャレになって、昔からのお客さんには、何度か来ていただいて慣れてもらいつつあります。
ぱっと見た感じ、お米屋さんとわからないみたいで。
ここでしか買えないお米を取り扱ったり、お米マイスターの資格を取ったりして、地元の皆さんに親しんでもらえるお店にしたいですね。
「お米キープ」というサービスをしています。お米のボトルキープですね。
30キロ単位で購入してもらって、精米は3キロずつとか。
そうすると精米したての美味しいお米が食べられるんです。
ご両親からお子さんへとか、家族で分けることもできるので、少しずつ浸透して欲しいなと思っています。