設備屋さんの現地調査

2020/10/28

アネストワンのリノベーションでは、
お見積を出すまえに専門業者さんに同行してもらい現地調査を行います。
 
つい最近のマンションの現地調査で、コレを機に!と思い設備屋さんの後ろを付いて
『どこをチェックしているのか』を聞いてみました。
 
まずは給湯器。
給湯器は何年に設置されたものかを確認。耐用年数が10年です(と言われますが、実際20年以上替えてないお宅もチラホラ。)
中古マンションのリノベーションだと築20~30年の物件が多いので、数年前に入れ替えされていればラッキー!そのまま使うことができます。
 
設備やさんは給湯器の品番のアルファベットだけで『これはエコジョーズだ』『床暖房兼用だ』とわかるみたいです。


 
トイレは、排水の方向が床か壁かを見ています。
戸建てはほぼ床排水ですが、マンションの場合は壁に向かって配管が伸びていることが多いのです。
 
年代によって床から排水までの高さが15cmだったり12cmだったりして、
トイレの交換の際に選ぶ品番(と値段)が変わってきます。
 
キッチンも同じくシンクから流れ出た排水がどこにつながっているのかチェックしていました。
キッチンは場所を移動することが多いので、排水の本管へのつなぎ目の高さと移動する距離によって、床をあげる必要がある場合もあります。


 
レンジフードも、室外のどこから排気されているのかチェックします。
多くは玄関の横の上の方やベランダの窓の上の方に出ています。
 
 
実際は各所『あけてみんとわからん』と言われますが、事前にこうしてチェックすることで『解体したらこの間取りには出来なかった!』が極力ないようにチェックしてくれています。

 

榊原