愛媛へ帰省。建築とデザイン、おいしいものをめぐる夏休み
夏休みを利用して、愛媛へ帰省してきました。
久しぶりの愛媛ということで、家族との時間を過ごしながら、気になっていた場所にも足を運んでみることに。
今回訪れたのは、松山市にある「伊丹十三記念館」です。
伊丹十三記念館へ

映画監督、俳優、エッセイスト、商業デザイナーなど、さまざまな分野で才能を発揮した伊丹十三。
そんな伊丹十三の記念館が、父・伊丹万作ゆかりの地である松山市にあります。
以前から、一度訪れてみたいと思っていた場所でした。
そして、伊丹十三記念館は、建物そのものも見どころのひとつ。
設計を手がけたのは、建築家の中村好文さんです。
焼き杉板の外壁が印象的な建物の中に入ると、中庭をぐるりと囲む回廊があり、外の光や緑を感じながら館内を巡ることができます。
展示を見るだけでなく、「建物を体験する」という楽しみ方ができる記念館でした。
中庭を中心にした構成や、素材の使い方、窓から入る光など、派手さはないけれど、じっくり見ていると細かなところまで考えられていることが伝わってきます。
アネストワンで住まいづくりに携わっている身としても、とても興味深い建築でした。
伊丹十三という人物について知ることはもちろんですが、建物を目当てに訪れても楽しめる場所だと思います。
松山といえば、やっぱり鯛めし

記念館を後にして、次のお楽しみは鯛めし。
ここ数年で松山のご当地グルメになったそう。
愛媛の鯛めしには、鯛を丸ごと一匹炊き込むタイプと、鯛の刺身をご飯にのせて、だしや卵などと一緒にいただくタイプがあります。
今回は宇和島スタイルの鯛めしを。初めて食べましたが、新鮮な鯛とだしの組み合わせがおいしい。
とにかく鯛が新鮮でぷりっぷりの食感でした。
石本藤雄さんの世界へ

そしてもう一か所、ふらりと立ち寄れたのが、デザイナー・陶芸家の石本藤雄さんのお店「MUSTAKIVI(ムスタキビ)」。
石本さんは愛媛県出身で、長くフィンランドで活動され、マリメッコのテキスタイルデザイナーとしても知られています。
店内には、石本さんのデザインやフィンランドにまつわるものなどが並び、独特の空気感があります。
素材や色、形の組み合わせがとても素敵で、インテリアを見るのが好きな方なら、きっと楽しめる場所。
「こういうものを暮らしの中に取り入れたら素敵だな」と思うものがたくさんあり、ついつい長居してしまいました。
スタッフさんと話をしていたら、インタビュー記事なども見せていただきました。

建築を見て、食を楽しみ、デザインに触れる。
今回の帰省は、そんなふうに自分の好きなものをあらためて楽しむ時間になりました。
夜は、愛媛の地酒で
一日の最後は、もちろん愛媛のお酒。
地元の料理と一緒に、愛媛の地酒をいただきました。
昼間に訪れた伊丹十三記念館で、伊丹十三が「食べること、呑むこと、作ること」を大切にしていたことを知ったばかりだったので、なんだかちょうどいい締めくくり。
おいしいものを食べて、おいしいお酒を呑んで、好きな建築やデザインに触れる。
派手な旅行ではありませんが、好きなものがぎゅっと詰まった、充実した夏休みになりました。
愛媛・松山に行かれた際には、ぜひ伊丹十三記念館にも足を運んでみてください。
建築を見るのが好きな方はもちろん、インテリアやデザイン、食やお酒が好きな方にもおすすめしたい場所です。
アネストワン
いとう
