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浜松餃子と建築

2025/08/01

皆さま、こんにちは。

施工管理の喜屋武です。

 

サムネの写真をみて ”あっ” となった方。かなりの建築通ですね。

 

そうです、建築家 藤本照信さん作の「浜松市不矩美術館」です。

先日、浜松餃子を食べにいった帰りに寄ってきました。

 

外壁の仕上げは、モルタルにワラと現地で取れた土を混ぜ着色しているとか。。

 

 

美術館のわきにある茶室も、銅の波板を使い仕上げるなど、材料の使い方がとても面白かったです。

柱には杉皮を、根本にはこれまた銅の波板を張って覆っていました。

 

 

正面左側の小屋側から中へ入ってみます。重厚感があってとてもいいですね。

 

中に入ると、自然光が優しく天井を照らしてくれています。

 

 

展示室の中は写真が撮れなかったのですが、

美術館にしては珍しく、靴を脱いで入るスタイルでした。

1階には展示室が2つあり、それぞれゴザと大理石で床が仕上げられており、足裏から伝わる感覚がとても気持ち良い。。

是非、体験してみてください。

 

さらに奥へ進むと、2階へつながる階段があり大きな吹抜けになっていました。

2階の廊下の天井高さはさほど高くは無いのですが、天井からの自然光と吹抜けの大きさを活かして、とても広がりが感じられました。

そして、各所にある手摺がとてもかっこいい。手摺には、建築家のこだわりが現れるのでとても面白いですね。

 

最後に通ったトイレの入り口の建具の納め方。鴨居を一つにまとめることで、引き戸でもとてもスッキリして見えます。

 

色々と勉強になりました。

また、建築めぐりをお届けできればと思います。

 

喜屋武