キッチンそのままリニューアル工事

2019/09/20

先日工事が完了しました、S様邸。
今回はおよそ築10年でのプチリノベ(?)となりました。
 
元々分お使いのキッチンは、ダイニングとつながっていて
”フラットなペニンシュラ型”と呼ばれるレイアウトでした。
 
今回は「手元を隠したデザインにしたい」というご要望のもと、
家具工事をメインに計画していきました。
 
キッチンはまだまだ現役なのでそのまま残し、
なんとキッチンの天板の人工大理石をカットして奥行きを縮めました。
 
 
▼元々のキッチン

 
▼家具搬入の作業中

 
背面の収納部分は、扉を交換してトリノスの真鍮取っ手を取り付け、
コンロの上のレンジフードに造作カバーを取り付けました。
  
新しいカウンター収納は格子デザインの引き戸収納。
上から吊っているので下にレールや溝がないように、職人さんが提案してくれました。


  
コンロの裏に造った棚板には、
3人のお子さん達が学校で造ってきた作品を飾る予定だそうです。
  

 
新しいカウンター収納の背面は、
シンクの正面になるのでお掃除しやすいキッチンパネル貼になっています。


調理家電用にコンセントも増設しています!
 
  
間取りは一切変わっていないのですが、キッチンの周りでお部屋の印象がガラっとかわり、
あらためて造作家具の力を感じる工事となりました。
 
Sさま、ありがとうございました!
 
リノベーションのご依頼をいただく時に対面キッチンにしたいというご希望は多いですが、
キッチン手元を「隠す」か「オープンにする」というのは、半々くらいかなーという気がします。
  
(名付けて対面キッチン二大派閥です)
 
 
榊原