無垢材のフローリングをオススメする理由

2021/02/20

先日インスタグラムで「無垢材のフローリングを、アネストワンがオススメする理由を知りたい」というコメントをいただきました。

 

アネストワンの家づくりは・・・・・

 

「時を経るほどに味わいや奥行きが増す家」

「心地よく、本物で、温かみのある空間」

「使うほどに愛着が増す、経年変化を愉しめる住まい」

 

・・ということをコンセプトとしています。

 

つまり、長く使うほどに味わいが増す素材を使った家づくりを、お客様にご提案したいということなのです。

その家づくりに使う素材は、自然由来の本物の素材である必要があります。

こちらは、家づくりの基礎から学べる「ちゅこリノ勉強会」で使用しているスライドの1枚です。

無垢材フローリングの良さは・・

「美しい木目の色味や質感、温かみのある手触りなど、木本来の魅力を楽しめる」

というところにあります。木をくりぬいて作った「お椀」を思い浮かべていただけると良いかと思います。

手触りや質感には、木が持つ独特の優しさがあります。

夏はサラサラとして気持ちが良く、冬はほんのり温かさを感じます。

真夏の熱帯夜などは、我が家では直接床に寝て暑気を払っています。猫ちゃんもしかり。

聞くところによると、木には小さな穴が沢山あり、そこに溜まっている空気がそのような効果をもたらすそうです。

 

もう一つの良さは「経年変化を愉しめる」ということです。

傷や汚れも「味わい」になる不思議な素材なのです。本皮のバックや財布もそうですよね。

こちらの写真は、我が家の7年半経ったナラ無垢材のフローリングです。

ダイニングテーブルの椅子が出入りする、家の中で最も傷があるところを撮ってみました。

傷はたくさん付いていますが、いかがでしょうか?

一方、こちらは個室の床。

予算をケチってしまい(後悔)、元々リフォーム済だった既設の合板フローリングをそのまま使うことにしました・・・

子ども部屋の椅子周辺ですが、それほど使用頻度が高くない(勉強しないので!)のに、このように表面部分に「はがれ」があります。

こうなると、もう手の施しようがありません。上からマットなどを敷いて、これ以上悪くならないようにするしかないのです。

 

長い目で見ると、やはり無垢材のフローリングのほうが、結局は「お得」ですよね。

確かに初期投資はかかりますが、長く快適に住まうには、デザイン・質感的にも、使い勝手・コスト面でも無垢材は〇ということになります。

 

メンテナンスについて、心配されていらっしゃる方も多いようです。

「水をこぼしたら、すぐに拭く」「たまに専用のクリーナーで拭き掃除する」など、一般的なお掃除とほぼ変わりません。

「無垢材だからこれをしなければダメになってしまう」ということはないのです。

 

自然の木をそのまま切り出した無垢材。

是非、家づくりに取り入れていただきたい素材です。

 

依田