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どんな経緯でリノベーションをすることになりましたか? 以前主人の仕事の関係でドイツに暮らしていた時期があったのですが、当時住んでいた家に何年かして訪ねた際に間取りがすっかり変わっていて大変驚きました。その時、友人でもあるその家の住人から「リノベーション」という言葉を初めて聞いたんです。海外ではDIYが普通で、週末ごとに自分たちでやっていると知り、家づくりに対する考え方に枠を取り払えた気がしました。 今回で結婚してから7回目の引っ越しになるのですが、どんな住まいを選ぶかによって生き方もある程度決まってくるものなのだと、あるとき気が付きました。これまでの生活やこれから過ごしていく時間に思いを巡らせてみると、自然に自分たちのしたいことが具体的に挙げられるようになり、リノベーションについて本格的に考えてみようという流れになりました。 通勤や生活の利便性と、ガーデニングが楽しめる専用庭付きの物件に絞って探し、リノベーションで快適な空間を実現したいという思いで、アネストワンへ相談に行ってみました。その後も施工物件の見学会やイベントに参加をしてみて良い印象を持ったため、お願いすることにしました。 |
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プランの際こだわったポイントはどこですか? まず自然素材をなるべく多く使いたいというのがありました。はじめのアンケートで機能性とデザインとどちらを重視しますか?という項目がありましたが、どうしても決められなかったのを覚えています。どちらも重要で担当デザイナーさんを困らせてしまったかもしれません。 主人は大画面スクリーンでサッカーを観たいということで、プロジェクターと大型スクリーンを設置することになりました。私は編み物の道具や毛糸のディスプレイを兼ねたワークスペースをお願いしました。間取りはコンクリート壁の制約が多く、キッチンの配置を何度も相談しました。キッチンの位置をずらして、新たに設けたパントリーと洗面所をつなげたことで機能的に使いやすくなり、家事が捗るようになりました。 他にもダイニングの掃きだし窓を腰窓につくりかえたこと(ここは植物たちの特等席になりました)、植物やアンティーク家具が映えるように白を多く使ったことなど、色々とわがままを叶えていただいたと思います。 |
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日々の暮らしについて、教えて下さい。 見学会で他のお宅を拝見させていただき、また資料もたくさん見せていただいていたので、リノベーションした空間の住み心地はイメージしていた通りでした。とても快適です。内窓をつけたおかげで外気の影響が少なく、今夏の猛暑の中でも快適に過ごすことができています。 また、ダイニングスペースの窓まわりと窓からの眺めが気に入っています。生活に緑が自然に溶け込んでいるようで日々癒やされています。庭の草花を摘んで、ああしたらいいか、こうしたらもっといいかと悩みながら飾っているときや、音楽を聴きながら編み物をしているときに、心が満たされている気分になります。 名古屋に転居する前の休みの過ごし方は、地元のサッカーチームのホームゲームには毎試合スタジアムに行って応援していました。名古屋に来てからもそのチームを応援しており、試合があるときはキックオフ時間より前に帰宅できるようにその日のプランニングをします。大きなスクリーンで見るサッカーは臨場感たっぷりで、スタジアムにいるような気分で一喜一憂しています。 |
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