施主様にきく 家づくりストーリー 暮らしを、つなぐ。
O様ご家族の紹介
名古屋市郊外の戸建てをリノベーションして、仲良くお住まいのO様。おいしい珈琲を淹れることが得意なスタイル抜群のご主人と、自宅でお仕事をしながらも、お洋服までご自分で作ってしまう作家さんのような奥様、そしてそして!保育園に通うおしゃまでかわいい、おままごと(と変顔)が大好きな双子の女の子の4人家族です。
リノベーション後は、ご夫婦共通のお友達を招いたり、ご家族4人お家でのんびりす過ごす時間も増えたそう。
好きなものに囲まれた空間でお過ごしのO様にお話をうかがいました。
リノベーションのきっかけは?
子供が生まれ、賃貸アパートでは手狭になりました。
当初は新築の戸建て!と考えていたんですが、私たちはデザインに強いこだわりがあって、新築だと予算的に中途半端な結果になってしまうかなと思いました。
リノベーションなら予算を内装に集中的に回すことができるし、余った予算で家具をそろえることもできる!と家に対する考え方を切り替えました。
なかなか好みに合う依頼先が見つからなかったのですが、たまたまアネストワンのホームページを見つけて、施工事例が自分達に合うなと感じたので、依頼することにしました。
デザインもそうなのですが、スタッフの方が『設計事務所』という敷居の高さを感じさせない気さくな対応だったことも要因の一つです。
物件は半年ぐらいで見つかりましたが、条件に合った戸建ての物件数が少なく、本当に決断できるのかな?という日々でした。
中古物件ということで、見えない所の老朽化を心配していましたが、住宅診断していただいたので安心しています。
結果的に、駅や子供たちの保育園・学校も近く、実家にもまあまあ近い物件に決まりました。
アパートから近かったので、施工中の現場にも通えましたし(笑)
どんな点にこだわってリノベーションされましたか?
一時の流行や今の趣味に流されることなく、普遍的なデザインにして欲しいとお願いしました。
全体的な統一感は崩さず、あまり単調にならず、材質や色味の変化で空間にアクセントをつけたい、とも。
また、購入予定の家具や照明があったので、それらが引き立つ空間にしたいということもお伝えしました。
夫婦ともにこだわったのは、廊下とリビングをつなぐ窓。
帰ってきてすぐに、大好きなインテリアが目に飛び込んでくるのはテンションが上がります!
その廊下の突き当たりは、ちょっとしたギャラリースペースのようにしたかったので、北欧キャビネットを置き、壁はグレーのポーターズペイントにしました。
また、お風呂と納戸との壁にグリーンやソファが見えるように室内窓を設けました。
夫婦でTRUCKのソファからLDKを眺めてくつろいでいます。
オーダーキッチンはモールテックスで仕上げてもらいました。
この色はお気に入り!左官屋さんの手仕事が残るコテの模様も抜群にいい雰囲気です。
対面のオープンキッチンなので、子供たちが踏み台に乗って見学したり、お手伝いしてくれるようになりました。
他には電気のスイッチや取っ手の金具、建具の素材など自分達の生活になじむデザインに囲まれ、部屋を眺めてはニヤニヤしています(笑)
リノベーションした家に暮らし始めて変化はありましたか?
食事、お風呂、子供と遊ぶ時間など、全ての時間が長くなり、楽しくなった気がします。
広くなった洗面所では歯磨きをするのも一緒です。
開放的な間取りにした2階では子供が笑顔で走り回っていますし、視界に入る全てのものが、自分達の好きな空間なので自然と笑顔も増えました。
子供たちが寝た後、大好きなインテリアに囲まれ、音楽を聴きながら珈琲を飲む時間も至福の時ですね。
作業スペースができたことで、お裁縫も再燃中。
この撮影にあわせ、女の子が生まれたら洋服を作る!という目標を達成すべく、二人のワンピースを作りました。
やはり何かを作っている時が自分らしいな、と再認識しています。
まだまだ気になる家具や、やりたいこともあるので、時間をかけて少しずつ自分達の理想の家に近づけていきたいです。
年齢を重ねるごとに趣味も変わるし、いつまでも「楽しみ」が続くのがリノベーションのいいところ。
センスとこだわりがある老夫婦を目指します!
新築を建てたお友達が「ここをもっとこうすればよかった…」とよく言っていますが、今回お願いしたわが家のリノベーションは100点満点です!