施主様にきく 家づくりストーリー 暮らしを、つなぐ。
H様ご家族の紹介
交通標識やマークを見てお絵かきするのが好きな3歳の男の子、会社員のご主人と主婦の奥様、3人家族のH様。
白を基調とした明るい北欧のアパートメントの雰囲気に、光と風が抜ける空間がご要望でした。
漆喰等の自然素材のメンテナンスをしながら、愛着沸く我が家になりそうだとご主人。
奥様は家事、育児に奮闘しつつお気に入りのインテリアに囲まれた生活を楽しんでいらっしゃいます。
リノベーションのきっかけと条件はどんなことですか?
通勤の利便性を求めて、転居を考え始めました。
10年ほど前に雑誌等のメディアを通じてリノベーションの存在を知り、興味を持ちました。
立地、生活環境、費用を軸に探し始め、情報サイトや不動産屋さんへ足を運び、週末は現地を見て物件を絞り込んでいきました。
私たちには土地勘が余りなかったので、生活利便性や長期的にみて子育てにふさわしい場所かなど、物件探しには多角的に情報収集しなければならなかったこと、決断のスピード感が必要だったことは、少し大変だったかな。
そんなとき、家具屋さんで何気なく手に取った冊子“トリノス"がきっかけでアネストワンさんを知り、他社も検討しましたが、家づくりへの真撃な姿勢や施工事例のテイストを見て、自分達の“肌”に一番マッチしているな、と感じてお願いすることにしました。
スタッフの方々のアットホームさも決め手でしたね。
物件は、当初の条件に加え、リノベーションができること、空を眺めるリビングがあること、建物が新耐震基準を満たしていて、共有部分についても管理組合がとてもしっかりしている安心感があるので、とてもよかったと思っています。
リノベーションへのこだわりをお聞かせください
家族みんなが楽しくすごせて、居心地よく、絆を感じられる空間にできれば、と思っていました。
全体的な調和を大切に、リビングダイニングの床は無垢のオーク材でヘリンボーン貼りにしたかったのと、壁は漆喰と白いブリックタイルがいいと思っていました。
北欧家具を持っていましたので、家具の質感を引き立て、シンプルで光と風が抜ける、北欧のアパートメントのような雰囲気にしたい、とも設計士さんにはお伝えしました。
子供部屋の壁紙や、玄関をはじめ、土間、洗面所の壁や床は明るく清潔感を感じる色使いにしたいとお願いして、キッチンと洗面所にタイルを使いたいと思っていました。
「収納をたっぷりと!」とリクエストしていましたが、パントリーや棚のおかげでキッチンはすっきりしていますし、玄関に土間収納を作ったことで、子供の自転車やかさばるものが置けて、とても便利です。
費用、スケジュールともに短時間で取捨選択をして決定しなければならなかったこと、図面などから実際の空間を想像することは難しかったです。
でも、初めてパースを頂いたときはテンションが上がりました!
設計士さんからの提案を元に素材や色使いを詰めていく作業はとても楽しかったです。
打ち合わせ中にいただくお茶も、実はひそかな楽しみでした(笑)
今の暮らしはいかがですか?
家事や育児にバタバタとしながらも、普遍的なデザインを永く使いたい、と選んだ家具や照明器具のほか、お気に入りのインテリアに囲まれて、心地よく快適に暮らしています。
リビングや子ども部屋で、息子と遊んでいると癒されますし、好きな音楽とともに家事をしたり、ゆっくりお酒を楽しむ時間は自分に帰ることができますね。
私たちにとってこの家は、家族の絆を感じ、心安らぐ場所になりましたが、エナジーが湧く場所にもなったらいいなと思います。
遊びにきた友人や家族からは色々ほめてもらいました。
少し恥ずかしいかったですが、嬉しいです。
お休みには、ホームパーティーまではいかなくても、友人をもっと招いたり、主人がキッチンに立つ姿が見られるとうれしいです(笑) 家で寛ぐのも楽しいけれど、将来はキャンプやBBQ、喫茶店巡りもできたらいいなと思います。
壁の色について、「こうすればもっとよかった!」と考えているところがありますが、それはまたいずれ…。
漆喰やフローリングなど、天然の素材はメンテナンスも必要ですが、お手入れをしていくからこそ、より愛着のあるわが家になりそうです。