施主様にきく 家づくりストーリー 暮らしを、つなぐ。
Y様ご家族の紹介
映画鑑賞が好きなご主人と洋裁・料理が得意な奥様、歌や踊りが好きな女の子の3人家族。
家で過ごすことが好きということで、リビングでのんびりと趣味の時間を過ごしていらっしゃいます。
休日にはご主人と娘さんがコーヒー豆を一緒に挽いて淹れてくれるんだとか。
リノベーションを決めた経緯を教えて下さい。
娘が歩き始めるようになった頃から、この娘の今後の成長を思って、リノベーションを現実的に考えるようになりました。
ここは夫が育った家でもあり、今までにも水廻りなどをリフォームしてきたので愛着がありました。
なのでゼロからの新築ではなく、「ここがこうだったらいいな…」と普段感じている部分を中心に、自分たちのイメージに近づけていきたいと思ったんです。
それで、たまたま雑貨屋さんで手に取った冊子を見たのがきっかけで、アネストワンさんを知りました。
ほっと心が落ち着きそうな家がたくさん載っていて素敵だなぁと思い、実際に相談に伺うことにしました。
丁寧にお話を聞いてくださって、理想的な提案をしていただき、自分たちの生活を思い浮かべたときにしっくりきたんです。
私の拙い図と説明でささ~っと素晴らしい図を描いていただいたときには感動しました!
自分たちが思い描いていることをお話ししたり、具体的にタイルや壁紙などを決めていくときは一番テンションが上がって楽しかったですね。
こだわった所や、実際暮らしてみて気に入っている所は?
元々ここは角地なので人通りが多く、1階リビングの窓が開けづらかったので、2階にリビング・キッチンを移動させました。
そこをつながった間取りにして空間に広がりをもたせ、南向きの窓の光を生かせるようにしました。
また、キッチンが離れた場所にあったので、いつもリビングが見渡せて、娘の動きを近くに感じられるような配置にしました。
子ども部屋もリビングの近くにして、扉は「サツキとメイの家」のお父さんの部屋の窓ガラスの写真を見せてデザインしていただきました。
あとはこだわりと言えば、部屋の中でお月見ができるように月見窓をつけたことですね。
やはりこの窓からお月様を眺められる日は最高です。
毎日キッチンに立って準備をしながら夫や娘と話したり、二人が遊ぶ姿を眺められるのがとても幸せです。
最近は娘もちょっとした食事の準備や、朝のカフェオレを淹れるお手伝いをしてくれるようになりました。
私自身も以前より丁寧に家事をするようになった気がします。
リノベーション後の暮らしについて、教えて下さい。
狭い家ですが、リノベーションをしたことで本当に過ごしやすく快適になりました。
限られた空間の中で間取りを工夫をしたり、天井を高くしたことで視界が広がり、毎日のびのびと過ごせています。
娘はリビングと子ども部屋、キッチンを毎日元気に走り回っています。
寝室の小上がりスペースも、日中はちょこっと腰かけて家事をしたり、娘の舞台になったり(笑) 活躍しています。
細かいものもひとつひとつ自分たちで丁寧に選んだので、どこを見ても好きなものに満たされていて本当に幸せです。
これからの目標は、グリーンをインテリアのに上手く取り入れていくことと、なかなか手をつけられずにいる庭の手入れです。
とても狭いですが、小さくても気持ちの良い庭をつくっていきたいですね。
それと、家の中にいても季節を感じられるような家づくりをし ていきたいと思っています。
この家はどんなときでも自分たちを包んでくれるものなので、大切に大切に住んでいきたいと心から思うようになりました。