施主様にきく 家づくりストーリー 暮らしを、つなぐ。
K様ご家族の紹介
共働きのご夫婦と、かわいらしいお二人のお子さまの4人家族。
平日は落ち着いて家族の時間を取るのがなかなか難しいので、休日はご近所の散策をされたり、家でゆったりと家族水入らずの時間を過ごされています。
「ここからみんなが羽ばたき、また帰ってきて羽を休める、自分たちの『巣』ができた。」と語って下さったK様です。
リノベーションにされた経緯を教えてください。
上の子が小学校に入るまでには住宅を購入したいと思っていました。
雑誌等で紹介されていたリノベーションを見て、新築住宅よりも費用が抑えられることや、間取りも自分たちの希望を取り入れてもらえることなど、自分たちに合わせた暮らしができるのではないかと考えました。
インターネットで名古屋のリノベーションをしている会社を調べている際に、デザインが一番好きだったこと、ちゅこリノ勉強会に参加したり、お話しをさせて頂く中で主人が社長の青山さんのことを好きになっていったので(笑)
新築と違って築年数が経過している為、耐震は気になりましたが、その点も相談をしてきちんと解決できたので、安心しました。
共働きの中、ひとつひとつ色んな事を決めるのは結構大変でしたが、ぼんやりとしていたイメージがパースというカタチになって表れた時は嬉しかったです。
家づくりでこだわったことを教えて下さい。
家でも仕事をする主人の為にワークスペースを確保すること、そしてキッチンとリビングの適度な距離感です。
キッチンは色んなものを隠せることもあり、独立型にしましたが、窓を付けたことで付かず離れずの感じが両親にも好評でした。
そこにデザインガラスを取り入れたことも、家族の存在をやんわりと感じることができていいですね。
この二点を設計に取り入れてもらったので、主人のワークスーペースがダイニングとリビングの間になりました。
そして子供たちが自然に主人の隣りに並んで一緒に勉強ができるといいなと思い、ワークスペースは二人が座れるようにしました。
今はワークスペース辺りをジャングルジムのように遊び場にしている子供たちですが、その場所で仕事をしている主人の様子を見ることができるのは、自然と良い影響が与えられるのではないかなと思っています。
リビング床のヘリンボーンもこだわりのひとつです。
好きな紺色を独立キッチンの床に、また洗面台のグリーンの壁タイルも取り入れてよかったと思います。
ちなみにリビング横の部屋は壁紙がメロンのような薄いグリーンなので、「メロンの部屋」と呼んで子供たちが遊んでいます。
実際に暮らしてみていかがですか?
ワークスペースが家の真ん中にあるので、夜、子供が寝てからビールやワインを楽しみながら、寛ぐのが心地良いひと時になっています。
我が家の場合は、パントリー付きの独立キッチンにしたので、生活感を隠せるのも取り入れてよかった点です。
他には脱衣所に洗濯機を置かなかったことと、鏡を二つ取り付けたことで、二人が同時に広々と使えるところは便利ですね。
機能の面だけではなく、「自分の家があること」で人生の色々なことが決定しやすくなったと感じます。
家の中は部屋それぞれに役割ができているので、うまく空間を使い分けることができるようになりました。
それぞれの場所だったり、一つの場所だったり、家族みんなが思い思いの時間を過ごしている時、幸せだなと思います。
家は私たちにとって「巣」のようで、ここから人生を作り出し、安心できる「巣」があるから外に出ることもできているのかなと。
最近では自転車を買って、家族で近所に行こう!と話しをしています。
やりたいことはどんどんしていこうという前向きな気持ちが、以前より強くなった気がしますね。